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大須賀淳
2024.10.28 09:42その他ニュース

比例ONLYドリカム&マッキー 退場!

今回の衆院選では、重鎮を含む多くの自民党議員が落選しましたが、私としては以前にこのブログの記事 比例当選オンリーの「ダンケーセールスマン」 や 「比例当選オンリー」議員の法則発動! で批判した、これまで比例復活でしか当選した事の無い候補が、全員比例復活も叶わずに落選したのが大変感慨深いです!

 

これらのメンバーは、統一協会との強いつながりや、男系男子への強い固執という傾向があり、牧原と山本に至っては全部の選挙で落選しながら比例復活し、20年近くも「衆議院議員という立場を自民党内の計らいで与えられる」という異様な状態にありました。

 

今回の選挙では、まずABK(アーべー子分)のみおりん(杉田水脈)が裏金問題で早々に退場。思えばこれが今回の展開を最初に暗示する象徴的な出来事だったのでしょう。

 

一方、谷川とむも裏金議員の一人でありながらなんと公認。やはり、自筆の図まで作って地元有権者に男系男子固執を熱心に訴え続けた努力の賜物でしょうか。

比例当選オンリーの「ダンケーセールスマン」 | ゴー宣DOJO

 

しかし、今回は比例重複は認められず、自民の大阪府連会長という立場ながらあえなく落選。過去に自力で当選した事は一度も無いので、この時点で引導は渡されていたのでしょう(僧侶でもあるのに、渡される側に)。

 

ここまでの2名は自民内での「自浄」と呼べなくもありませんが、統一協会の韓鶴子を「マザームーン」と崇めた事で有名になった山本朋広は「次回は比例重複しない」というのを禊にしていたはずですが、なんとちゃっかり南関東ブロックの比例名簿に!

 

裏金に注目が行っている分、統一協会議員への注目が弱まると思ったのかもしれませんが、しっかり有権者の審判が下されました(「原理を学び、まことのお母様である韓鶴子総裁が世界を統一すると確信」とまで狂信者ぶりを発揮した土井亨もしっかり落選でした)。

 

同じく統一協会ズブズブでありながら法務大臣に就任してしまった牧原秀樹ことマッキー(あれ、逆?)もしっかり落選。「もう立候補しようなんて〜言わないで絶対〜♪」というのが有権者の望みでした。

 

もはや党略のための特級呪物と化していた比例復活ですが、それによって生まれてしまったゾンビが大量に駆逐されたのは大変素晴らしい事!

 

一方、最悪級の男系男子固執者で、自慢の安全保障分野でも実はトンデモだった長島昭久は、選挙区でNoを突きつけられながらも比例に滑り込んで、新たなゾンビとなってしまいました。

 

駆除してもすぐ次が湧いてしまう魑魅魍魎、皇統クラブ作戦で天岩戸を開いて、眩い光で一気にケシズミにしてしまいましょう!

 

そして

 

今回の結果は、自民党のオウンゴールがもたらした結果です。その状況下で、上記に挙げた者たち全てに共通する皇位継承の男系男子固執と同じ主張を(おそらく大半は深く考えずぼんやりと)持っている野党議員。これらの連中と「同類」である事を自覚して、焦った方が良いです。その因習思考は、次は彼らと同じ運命になりかねない爆弾ですよ。

 

大チャンスの今だからこそ、自身の中の危険要素としっかり向き合った変化を期待します。

大須賀淳

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